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ジャジャ馬一代 遺稿・青田昇自伝

HI350027 奥付には「1998年2月7日第1刷とある。その前年の11月に亡くなったのだから月日の流れの早さに、改めて驚く。

青田さんといえば、日本テレビの解説の印象も強いが、90年代の初頭にテレビ東京のスポーツTODAYでダンカン(やくみつるだったっけ?)、豊田泰光氏辺りとの座談会がとても面白かったのを覚えている。この頃にはプロ野球ニュースがどんどん「見るに堪えない」状態が進行していたためもある。木場弘子(与田のカミサン)目当てでTBS見てたこともあったっけ。

話を戻す。この本の終章で、巨人とプロ野球に対し、提言されていることは、ちっとも古くない。いや、殆どが実行可能にも係わらず「先送り」されているのには、天に召された青田さん(晩年はカトリックに入信されていたそうだ)も、呆れかえっているのではなかろうか?

現役時代の川上、千葉、青田の主力打者に三原監督が加わっての「夜の打撃研究会」のくだりなんか、プロジェクトX知ってるつもり?なんかで取り上げられてもいいんじゃないか?大下弘という打者がいかに天才だったか、三原・水原のパーソナリティの違いなどもよくわかるし。

また引退後の元祖「優勝請負人」としてのコーチ業(阪神・阪急)の話だって、ID野球の元祖はダリル・スペンサーであること。彼に煮え湯を飲まされたのが南海の主砲、野村克也であったことなど、野球史のターニングポイントというべき事柄についても色々書かれているのだから面白くない訳が無いのだ。

読売ジャイアンツ贔屓の解説・評論家は、巨人OBの数ほどいる(当たり前だが)。青田さんや別所さんやカネやんのは、あまり耳障りではなかったように記憶している。何故か?

まるっきりの生え抜きでないこともあるかもしれない。あとユニフォームを着る気がないことも大きいかもしれない。故に読売側からみれば耳の痛いことも平気で言う方々だったし。

フロントや次期監督に向いた解説・評論なんかで金取るな、と思うのはアタシだけではあるまい。

それにしても、何故これほどの名選手、名コーチが未だ殿堂入りしていない現実。おかしな話である。巨人コーチを舌禍事件で辞職した件がまだ尾を引いているのだろうか。だとしたらますます変な話だ。青田さん自身がなにか悪いことをした訳でもないのだ。

久々に読み返してみて、面白さと共に疑問が残った。

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Comments

「スポーツTODAY」での掛け合いは、青田氏、豊田氏、そしてダンカン氏の3人でしたね。あれは本音トークが堪能出来て本当に面白かったです。

ジャイアンツを心底愛しながらも、何処か冷めた目”でも”ジャイアンツを見ている。タイプは違うのですが、藤田元司氏と青田氏は似た匂いがする野球人の様に感じます。

そう言えば、青田氏の三女で女優(歌手もされていましたが。)青田浩子さんはどうしてるんでしょうね。

Posted by: giants-55 | March 01, 2006 at 00:34

青田さんには、「読売ジャイアンツ」より
「東京ジャイアンツ」の匂いがするんですよ。だから嫌味に感じなかったのかもしれません。
もう17年ほど前ですけど、都営地下鉄のホームでお見かけしたことがあります。
当然水道橋で下車されて行きました。
雰囲気ありましたよー。
青田浩子さんは、著書によると五女だそうです。

Posted by: 破壊王子@席亭 | March 04, 2006 at 19:15

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