(警告。今回はちょいとばかりネタバレ含むので覚悟して読むべし)
映画『おくりびと』公式サイト
―「なんか海外で賞とったせいで、話題になってますが、元々観に行きたいとは思っていたんですよね」
破「そう。でも葬式を題材に取った映画って、結構面白いんだわ」
―「山崎努が出てますけど、山崎努といえば伊丹十三の『お葬式』です」
破「この前CSで見たマキノ雅彦の『寝ずの番』も面白かった。俺はああいう通夜がいいね」
―「芸人でもないのに(笑)いやしかし、予想以上に良かったですね」
破「監督が言うとおり、『暗い題材を暗く撮ってどうする』っていうのは正しいよ。笑いは緊張と緩和って言ったのは、これまた故人だけど桂枝雀だったけどね。冒頭の納棺シーンなんてまさにそれだった。ただジメジメした映画だったらキツイ」
―「愁嘆場みたいな場面もあるんですけどね」
破「そりゃしょうがない。死は平等に訪れるけれど、大往生もありゃ非業の死もある」
―「でもご自分のケースとついつい比べちゃったんですよね」
破「ああ、喪主として母親を送り出してからもう7年か。もっと悲しくてやりきれないかと思ったらあれやこれやで大変でね。母親の顔見ながら『なんでこんな時期に死にやがったんだ』っていう文句も出たのは確かだぜ。かなり変てこな進行にもなったしよ。このときは親族みんなで棺に納めたような気がする。つーかその前後が大変だったから記憶が定かじゃないんだよ」
―「主人公の境遇って、結構王子に近いですよね」
破「まあな。でも俺様にはあんな可愛い嫁はおらんぞ(笑)世間知らずっぽい年下の若妻で、最初は貰った活きた蛸を海に返しちゃうのに、頭までついてる鶏肉で鍋を作るようになったりとか、段々と大人になっていく感じが表れていた。だから最後の台詞が決まったと思うんだがね。あんなに良い女だとは思わなかったぜ」
―「最初の仕事で散々な思いをして、家で広末にむしゃぶりついてしまうシーンは良かったです」
破「あれは良い。あの腰周りだけで飯三杯はいける(笑)。女性なら風呂屋などで素っ裸のモックンだけで三杯いけるはずだ」
―「『お葬式』では山崎努と高瀬春奈が葬式の最中にやっちゃうんだけど、生と死のコントラストという意味で、わからんでもないシーンでした」
破「俺も通夜のときに当時付き合ってた女とかなり長電話してたなあ。一番長かったかもしれんよ(苦笑)ま、あれからかなり人生設計が狂っちゃったんだけど、そんなことはどうでもいいな」
―「生と死という意味ではとにかくよく食べるシーンが出てきました」
破「これがまたみんな美味そうに食いやがる。河豚の白子なんて俺まだ食ったことないしな。とりあえず鶏鍋を前にのしかかっても怒らない女性を見つけることにしようかね(笑)」
―「いませんよ(爆)」
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