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穏やかに見えるけどかなり厳しい師匠だと思う

ドキュメンタリー映画『小三治』公式サイト

―「今回は上映会というスタイルでした」

破「普段から良く行く映画館で、シネコンに押されているから大して入ることもないと思ってたら、違ったねえ。いつもよりアーケードに人の流れがあって、てっきり善光寺の御開帳と思ったらとんでもねえ」

―「映画が目当てだったという」

破「まあ客の年齢層は高めではあるけどね。映画、しかも大看板を追いかけたドキュメンタリーとあれば、俺も観ないわけにはいかないもんな」

―「小三治師匠というと、あまり王子は追いかけてはいませんね」

破「んー、談志にいっちまったからな。でも昔はテレビでも結構お見かけしてたよな。確か『ヒントでピント』でも番組初期に解答者として出演してたし、日曜の午後にNHKでやってる演芸番組のMCみたいな役回りだったけどね。あとは大学時代、同じ学科にいたおねねえちゃんが、小三治ファンだって言ってて、『ヘー』って思ったことがある(笑)」

―「とにかく高座を大事にしたいっていう姿勢からみたいですけど」

破「メディアにあまり出てこなくなったのはオートバイやめたころかな。でもスキーは上手かったね。もともと多趣味なのは有名だしね」

―「王子が生まれた歳に真打に昇進してるんですよね」

破「資料見たら入門して10年で真打になってるんだ。しかも17人抜いて。そりゃ五代目小さんが、小三治の名前をやるわけだ」

―「しかし稽古はつけないしとにかく『背中を見てテメエで考えろ』っていう姿勢でしょ?まあ五代目小さんの弟子だから、『そいつの了見になって考えりゃ良いんだ』ってことなんでしょうけど、弟子は大変ですよね」

破「同じ小さん門下でも談志との違いが見えて興味深かった。まあ当たり前なんだけどさ。家元の場合は良く厳しいって言われるけど、クリアするべきものは提示してるんだよね。二つ目になりたきゃこうだとか真打ならこうだってさ」

―「ただ家元の場合は、それがコロコロ変わるから(笑)」

破「昇進の内定貰ってちょっとしたら破門されたなんて話もあるからなあ(笑)」

―「とにかく自分で考えなきゃいけない。まあ芸人なら当たり前なんですけどね」

破「最近は登場人物をの描写を声色変えてやる噺家も増えたけど、そういう手をあまり使わない人だというのを再認識できたかな。落語はやっぱりライブに限るから、はやいうちに観ておきたいなと。あとはなんでこの人が六代目を継がなかったかがなんとなくだけどわかる。名前というか名跡についての考え方というか、少なくとも某根岸の方にいる人々とは価値観が違うのは間違いないな」

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Comments

書き込み有難う御座いました。(レスは当該記事のコメント欄に付けさせて貰いました。)

落語のディープなファンでは全く無いけれど、昔はTV番組等でちょこちょこ聞いていました。自ブログでしばしば名前を出させて貰っている鈴々舎馬風師匠とか三遊亭圓丈師匠、三遊亭圓歌師匠、そして立川談志師匠もあの“毒”が好きだった。柳家小三治師匠の高座も落語番組で見ていたけれど、「三年B組金八先生」シリーズで良く下町の棟梁みたいな役どころで良く出演されていたし、高級振り掛け?「錦松梅」のCMでも御馴染でしたね。

昨年だったか、小三治師匠の日常を長期間追っ掛けたドキュメンタリー番組が放送されていましたが、なかなか面白かったです。

Posted by: giants-55 | May 19, 2009 at 00:02

giants-55様

小三治っていう名跡をさかのぼると、先々代の正蔵の前名なんですな。

この辺りの歴史を見ると中々面白いです。

いずれも小さんという柳家の大名跡に絡んで起きてます。当代の小三治はその辺も嫌って襲名を拒否したのかなと想像しております。
ただ本来は遺族が持ち回りする物ではないので、そこに楔を打ち込んでいただきたかったですね。

Posted by: 破壊王子@席亭 | May 23, 2009 at 08:33

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